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5月を振り返って


慌ただしく月日は過ぎ去ることを実感します。明日からいよいよ6月。コロナはいぜんとして終息していませんが、ワクチン接種が加速しています。希望の光です。

今月は、仕事が重なり書類を作成したり、あまり余裕がありませんでした。受任した内容を簡潔に記してみたいと思います。

■特例有限会社の定款変更

ご案内のように平成18年会社法の改正により従前、有限会社としてあった会社は「特例有限会社」として認めれることになりました。

取締役の増員が契機でしたが、会社法が施行されてから10年以上経過しているので、定款の内容も見直す必要がありました。例えば、社員は「株主」に、出資1口は「1株」、持分は「株式」と、法によりみなされていたものを定款上に明確に規定し変更したものです。

お客様にとっては会社が発展するにつれて、定款もそれにふさわしい内容になったものと思われます。

■小規模持続化補助金の申請

いわゆるコロナ対応型ではなく一般型の申請でした。申請期限が迫っているので、内容をチェックしてほしいというものでした。当補助金は中小企業庁によるものですが、商工会議所が申請の窓口になっています。そのため商工会議所と連携し、事業そのものがお墨付きを頂くことが申請の要件となっています。

お客様がまとめた経営内容を各様式に落とし込み、記載例を参照し要点を点検させていただきました。重要なのは、補助事業計画書です。依頼を受けた時点では、事業の中身が十分に煮詰まっていない印象を受けました。このため、プランとコストを精査するようにアドバイスしました。それによってどんな効果が見込めるかの記述が大切である、ことも説明させていただきました。

後日、お電話したところお客様は地元商工会議所と協議したうえで申請されたようです。採択されるよう願っています。

 

5月は他にも新規の案件ばかりしたが、丁寧な対応に努めました。