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コロナ禍の動物愛護週間


まったりと憩うネコ
塀の上で寝るネコ

 

動物愛護週間が、秋分の日を中心に9月20日〜26日まで行われています。新型コロロウイルスが収束しない中、いつもの行事が中止になったりオンラインで開催されるなど様子が変わっています。

 

この週間は、国や地方自治体、動物愛護団体などが協力して動物の愛護と管理に関する普及啓発を行うことにしています。動物とのふれあいをとおして命を大切にし、慈しむ心を醸成することが重要となっています。

 

コロナの影響で動物保護団体の活動が自粛せざるを得ない現状を心配しています。犬や猫の譲渡会が開催を見合わせたり、開催できても予約した方のみの参加を認め、会場も屋外とするなど活動が制限されています。一匹でも多く希望する方に譲渡されるような機会に恵まれることを祈っています。

 

ところで、最近新聞で俳優の杉本彩さんがご自身の動物愛護活動をされている記事を拝見しました。今飼っているペットは猫が6匹と犬が2匹いらっしゃるとのこと。活動は20代の頃から猫を拾っては育て、病気があれば治療、飼い主を見つけて譲渡。近所の人たちのサポートも受け、この活動にやりがいを感じるようになった、と話されています。記事の後半では、環境省が進めるペットショップ等の飼育に関する数値規制の具体案に対し見解を述べています。ペットショップ店の従業員が扱う動物の数や犬や猫を飼育するゲージの高さなどについて要望活動をされています。こういう働きかけはあまり表に出るものではありませんので、犬や猫をはじめ動物たちの幸せのため地味ながら活動されていることに敬意を表したいと思います。

 

コロナ拡大が収まり、いつもの日常生活に戻った時、動物愛護週間における諸行事が繰り広げられるとともに、動物保護団体の活動が以前のような姿に戻ることを願っています。