朝日新聞9月1日付け「業者規制で環境省 犬の繁殖 出産は6回まで」という記事が掲載されました。概要は次のとおりです。
・環境省は、犬の繁殖業者に対して、雌犬の生涯出産回数の上限を「6回まで」とする方針を示した。
・繰り返し交配、出産させて酷使する悪質な業者を改善、排除するため。
・規制のための省令を令和3年6月に施行。
この制限は、動物を保護する観点から賛成です。回数は専門的な知見を基に判断されたのでしょうが、なお多いような印象を持ちます。ただし一歩前進であることは評価いたします。また、同記事では猫については雌の交配は「6歳まで」とし、対応が分かれたようで、動物愛護団体などから反発が予想されるのでは、と結んでいます。
取り扱いを一緒にしなかった理由は詳細が不明ですが、個人的には同じ愛玩動物として差別するべきではないかなと思います。関心の深い方は参考までに、環境省の資料を掲載しますのでお読みいただければ幸いです。