朝日新聞3月10日付け「ウェブメディア」に経済アナリスト森永卓郎さんの相続手続きの体験が掲載されていました。
お父さんが亡くなって、相続が地獄のような大変な苦労をされたというのです。どんなことか、というと次の点です。
・父亡き後、実家にこもって銀行や証券会社、郵便物から資産を把握
・銀行から父が生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本の提出
・相続税の納付期限が原則10ヶ月以内、あらかじめリスト化されていれば天と地の差があることを実感
結論として、森永さんはお父さんの教訓を踏まえご自身の資産のリストを作った、というものです。
あらかじめ銀行名、口座名、株式などの資産を把握しメモ化するだけでも残された相続人は非常に助かるものと思います。ここでは、遺言については触れておりませんでしたが、もう一歩進めて公正証書遺言を作成されると、後々、相続人に余計な負担を欠けることはないでしょう。
そして、こういう作業は専門の行政書士、司法書士等にお任せすれば安心するものと思われます。
なおこの記事では、「相続会議」という朝日新聞のウェブサイトが紹介されています。