写真は東日本大震災があった翌年の2月、陸前高田市の奇跡の一本松です。震災後1年後ですので、補修を施される前の一本松です。
あの日あの時、議会の予算委員会が開催中でしたが、突然の携帯電話が鳴り響き、議事堂の建物が激しく揺れ、壁の一部が崩れ落ちてきました。すぐに災害対策本部が設置されました。
内陸部なので津波のことはあまり頭にありませんでしたが、状況が進むにつれ、沿岸部に巨大な津波が襲来し多くの人命が失われていることを知りました。
あれから9年、歳月の流れは本当に早いものです。区画整理の進展、新しい建物は建ちつつありますが、人口減少や高齢化の影響は免れないところです。
しかし、昨年のワールドカップラグビー大会の開催、3月20日には三陸鉄道が再び全線開通、復興公営住宅の完成、NPO法人など街づくりを支える人材の育成など徐々にですが希望の芽が開花しつつあります。これからも三陸の復興を応援したいと思います。