県書士会が主催する令和2年「新年のつどい」に参加しました。この日のメーンは日行連会長の講演「行政書士の新時代を創るために」です。日頃お目にかかることはもちろん、お話をお聴きする機会もないのですが、内容は期待以上でした。
「そうだ、行政書士に相談しよう!」は、日業連が目標とする活動理念です。考えてみると、全国に47,000人もの行政書士がおられるということです。地域密着で、住民に寄り添い、課題を解決する力を保有しているものと思います。
一例を挙げれば、災害時に支援協力する協定が自治体と締結され始めています。岩手県内では金ケ崎町をはじめ花巻市などと、罹災証明の発行支援や災害時の相談窓口などに対応される予定と報道されています。許認可など手続関係を業務とする行政書士の得意分野と思われます。
当日は新しい年度の活動目標が紹介されましたが、まだ案段階ということで詳細な説明は控えられました。地域共生といえば、空き家問題も深刻です。どんな支援、協力が出来るか模索段階であるかもしれませんが、先行する県会では関係団体と協力し、利活用セミナーや相談会を開催をされているようです。
日業連としては、来年度の具体的な事業計画がまもなく策定されるものと思います。どのような中味になるのか注目しつつ、講演会をお聞きし改めて、地域に根ざした業務を担っていきたいものと思いました。