東日本大震災では多くのペットが犠牲になり、環境省によると3千頭余りのワンちゃんが犠牲になったといわれています。朝日新聞岩手版11月28日付け「全国サミット宮古で来月1・2日」の記事が掲載されました。
内容を要約しますと、
・災害時にペットと同避難すればいいのかを考えるサミットが宮古市で開かれる。
・主催は動物愛護に取り組むNPO法人「命ほにほに」
・代表の梶山さんは目指すのは同行避難だけではなく、避難先で一緒に過ごせる「同伴避難」
・サミットでは行政関係者や避難経験者らを交えた討議、各地の避難事例等を共有する
代表の梶山さんはかつて花巻市でドッグスクールを開設し、我が家のワンちゃんも参加したことがあります。命ほにほにのホームページを閲覧すると、活動は多彩で動物命の保護、里親探し、しつけ教室などを行っています。ペットは家族の一員なので地震や台風など災害が発生した場合、同伴避難し、避難所で一緒に過ごせることが課題となっています。日頃から飼い主さんが災害時対応のしつけを行うことも欠かせないと話しておりますが、避難所において周りの方々の理解を得ることも大切な要素になっていると思います。
災害はいつでも、どこでも発生し得る昨今です。サミットを契機にぜひペット同伴避難が社会の理解を得られるよう祈りたいものです。