こういうのがあれば便利だな、と思ったことが新聞で紹介されていました。11月26日付け岩手日報「盛岡市役所にコーナー 面談し案内、負担軽く」という記事に注目しました。内容を要約すると、
・盛岡市は本庁舎1階に、市民がなくなった後の手続きをサポートする「おくやみコーナー」を設置
・遺族と職員が面談しながら複数ある手続きから必要なものを示し、書類取得の手伝いや別の窓口に案内
・大分県別府市では、申請書の一括作成や担当課の職員がコーナーに来る仕組みもあり、同様のシステムを目指す
死亡手続きは行政書士も相続業務とも関連し、代理して行うことができます。遺族の方は世帯主変更や国民健康保険、介護保険などの手続きを行うことが必要とされていますが、盛岡市のような遺族に寄り添った対応があれば、スムーズに進むことが期待されます。同様のことは花巻市の総合窓口でも行われており、関係する職員が窓口にやってきて対応することもありますが、必要な書類が不足したりして後日足を運ぶこともあります。
コーナの設置は、一度に死亡手続が完了することを目指してほしいと思います。その場合、役所のシステムが連携し死亡の情報を入力すると、戸籍、住民基本台帳、保険年金関係などが自動的に更新完結すると負担が相当軽くなるものと思います。活用がされていない、マイナンバーカードがその主力になるのかもしれません。今後に期待しましょう。