今日は勤労感謝の日でした。朝日新聞11月20日付け地域版に「古民家を改築、震災10年の2021年完成目標 安藤忠雄さん、子供向けに設置・寄贈へ」という記事に注目しました。
内容を要約すると、
・施設は遠野駅から約400メートルの古民家「旧三田屋」を改築してつくる。
・設計、建築は安藤氏の事務所が負担
・安藤氏は「遠野には本のイメージがある」と指摘
・蔵書は全国から寄贈を募る予定
世界的な建築家から、子どものために、新しい文化施設。しかも民話の里にふさわしい古民家を改築というプレゼントに夢が膨らみます。市議会全員協議会では歓迎の声がある一方、沿岸にこそ必要な施設では?市が管理運営を維持できるか?などの懸念が示されたということです。震災の時は遠野市は内陸と沿岸の中間としての立地環境から連絡拠点としての機能を果たされましたし、同施設が完成した時は沿岸の子どもたちにも開放されるものと思います。また運営管理については今後時間をかけて検討されることを期待したいものです。
2年後に施設がオープンされるとき、どんな姿で登場されるか楽しみであります。未来を生きる子どもたちに夢のある施設としてきっと役立つことでしょう。