盛岡市玉山区にある就労支援施設の監査の仕事で東北自動車道を北上しました。施設の周辺から岩手山を望み、秋晴れの一日くっきりと見ることができました。田んぼは稲刈りが終わってワラが立てかけられています。
今年は残暑が続いたり、台風がやってきたりして季節を感じる間もなく、気がついたら秋がやってきたという感じです。気象予報士の森田正光さんがこんなふうに述べています。
「10月に東京で記録された夏日は1969年から78年の10年間は平均4.3日。それが昨年までの10年間は、平均7.2日に増えた。10月の東京の平均気温も40年間で1度以上高くなっている。・・・人の目に見えないところで生態系や自然環境はどんどん崩れている恐れがある」。
季節が激変している原因は、おそらく地球温暖化にあると、警鐘を鳴らしています。
自動車道を走りながらいつもより紅葉がきれいだなと思いながらも深まりゆく秋とともに、やってくる冬が順調に訪れて、豪雪多雪にならないようにしてほしいものです。