朝日新聞10月22日付け「新聞と読者の間で」湯浅誠さんの意見を読みました。要約すると、
・30代女性から「新聞の大きさ、扱いにくくて、ありえない」と問題視され衝撃を受けた。
・自前の印刷工場を1箇所閉鎖、夕刊リニューアルと部数減は根っこでつながっている
・朝の通勤時間帯、人々が見るのはスマホ
・これから新聞社は何を守り、何を攻めるのでしょうか。
・私たちの手に届く情報の質と量にも関わっていく。
これだけの箇条書きでは読んでいる方につながらいないですね。湯浅さんは読者から寄せられる声を基に、新聞社の編集部門に意見や要望を伝える「パブリックエディター」を務めている立場です。
電車に乗る機会もありますが、新聞を広げて読んでいる方は皆無か1人ぐらいしか見たことがないです。今はスマホに目をやっている人が多くおられます。特に若い世代を中心に自宅で新聞を読んだり、配達を受けている人はどの程度なのでしょうか。新聞の部数減はこんなところにも表れているのかも知れません。
編集責任者は「紙の部数維持を守り、デジタルが攻め」と表現しています。両面をにらみながら事業を進めるのでしょう。若い世代に対しては時にはスマホを離れ、紙の新聞を読もうと訴えたいです。考える力が養われ、社会、世界の動きがより深まると思います。