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法人の理事会


筆者が監事を務めさせて頂いている社会福祉法人の定例理事会があり出席しました。来週からはいよいよ10月に入りますが、当事業年度も後期を迎え半年経過しようとしています。

 

議事案件は補正予算、定款の変更、規定の改正等でした。議案はすべて原案通り可決されましたが、質疑は多く出されなかなか活発な議論があったことは収穫です。

 

法人は障害者の就労支援事業を行っています。利用者は施設と契約し、仕事を行うことによって工賃を得ることを目的としています。通所といって毎日出勤できればいいのですが、体調を崩したりしてなかなか通うことが難しいこともあります。一方仕事の確保という面もあります。受託といって企業から仕事をいただいて、生産活動を行うことになりますが、需要の波があったり時には量的に増減も見られるところです。収支という面のみに着目できない部分があります。就労支援ですので、ここで体験した業務を次のステップに向けるということも大切になります。すなわちここで学んだことを一般就労というカタチで民間企業に就職することもあります。

 

利用者さんへのケア・指導をしながら接する職員の普段の仕事も大事です。今日は理事会に出席し議案の審議をとおして、改めて福祉の現場に理解と協力を持ちたいと思いました。