北上川と猿ケ石川の合流地点に毎年宮沢賢治の命日にあわせ、上流のダムの水量を調整しながら白亜の海岸のような川床が露出する風景が見られるというので当地点に行ってきました。
写真のように合流点は川の流れに覆われ川床は見えませんでした。観光客を案内したタクシーの運転手さんの説明によると台風17号の影響で上流で雨が降って水嵩が増大し出現できなかったようです。
賢治はかつて「なみはあをざめ 支流はそそぎ たしかにここは 修羅のなぎさ」(イギリス海岸の歌)とうたっています。穏やかな川の流れのような表情を見せれば、時には大雨によって荒れ狂う波のようにも変化します。
また来年出現することを待ちましょう。