9月19日付け朝日新聞「草刈り機・田植え機・・・実演盛況」の記事に注目しました。内容を要約すると、
・後継者不足に悩む農業の生産現場で、ロボット技術を活用した農業機械の導入進み始める。
・農地の草をロボット掃除機のように一掃する自動草刈り機が実用段階
・農薬散布にドローンが活躍
・国も「スマート農業実施プロジェクト」に乗り出す
地元企業の和同産業は除雪機や農業機械メーカーで有名ですが、今回紹介されている草刈りロボは自社内のホームページで実際に草刈りしている様子が動画で見ることができます。3,000平方メートルの草刈りを4〜5日で終えることができるそうです。農家の苦労の一つに刈っても直ぐ生長する草刈りの大変さです。ロボで解決できるなら言うことなしです。精度は今後より一層向上するでしょうし、価格も普及すると安くなることが期待されます。
スマート農業は農業の効率化・生産性向上に欠かせないですし、なにより人手不足、後継者難に悩む農家にとって魅力ある戦力となることでしょう。国が行っている実証プロジェクトの成果がどうなるか期待です。農家が導入するに当たっては補助制度の確立が普及に大きな力になると思います。どんな体系で出来上がってくるか注目です。