種子法の廃止と自治体の条例制定については、9月5日付けブログに書きました。関連して9月18日付け朝日新聞で、気候危機に伴い温暖化に対応し農作物を育てる動きを紹介していました。
内容を要約しますと、
・埼玉県ブランドコメ「彩のきずな」暑い日もたくさん水を吸い品質確保。品種登録され農家に支持
・国は「気候変動適応計画」をつくり農作物の品質低下を軽減する技術開発の旗を振る。
・高温にてる独自品種の開発で広島県は「恋の予感」、富山県もこしひかりを超える食味「富富富」
気候危機と食糧危機は因果関係が深そうです。これまで食糧危機は起こり得ないと思っていましたが、どうやら地球温暖化や環境汚染など農業を取り巻く環境が地球規模で危機が迫っていることなのかも知れません。最近はアマゾンの森林火災もその例です。
国は民間活力を期待し種子法という法律を廃止しました。これに対し、農家の不安があって自治体では積極的に種子条例なるものを制定しています。食料は人間にとって最も関心の深いテーマです。気候危機に対応した品種改良が今後も成果を生み出すよう見守りたいと思います。