岩手日報9月10日付け「元気なうちに備えを」という論説に注目しました。
内容を要約すると、
・相続ルールの大幅な見直しは40年ぶり。
・見直しのメリットを生かしたい。
・相続や遺言を考えるのハードルが高いのであれば、自分にどんな資産があるか、ノートに書き出すことから始めてはどうか。
・家族や大切な人の将来を思えば、元気なうちにできることは多いはず。
相続法の改正についてはこれまでも取り上げてきました。配偶者が一定の期間、自宅に住むことができる「居住権」や、自筆証書遺言の財産の一覧をパソコンで作成できること、さらには同遺言は法務局に保管する制度も創設されたことなどです。
自分としては年齢的に十分な年代になってきたのに、終活を考えるのは早計と思ってきました。ただいつ何時、事故とか病気に遭遇するかわからないのが現実です。伯母は自分が亡くなった時に備え戒名を準備してきました。生前菩提寺である住職にお願いし保管してきたのです。これには驚きました。論説の筆者も元気なうちに「備える」ことが大切と書いています。
相続についても「争続」にならないよう少しづつ準備をしておきたいものです。