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岩手の課題 人口減少


岩手県知事選挙、県議会議員選挙が真っ最中です。最近は連呼する候補者が少なく、選挙戦ということを忘れされてくれます。朝日新聞地域版9月1日付け「U・Iターン対策にも限度」という記事に注目しました。

 

内容を要約すると、

・西和賀町の湯川温泉で「ワーホリ!いわて」一期生の学生を紹介

・国立社人研の推計では今年7月現在の推計県人口122万8,851人が2045年には88万人台に落ち込む。

・17年度からの5カ年でU・Iターン者を10倍近く増やしても累計7,060人。

・県立大の渋谷教授は若者が定住して地域の活力を支えるような、発想の転換が求められている」と指摘。

 

人口の減少は深刻な問題で、特効薬はなかなか見当たらないのが現状です。県が進める雇用確保のための支援、子育て支援等考えられることを洗いざし進められているのではないでしょうか。県のワーキングホリデー!も働きながら岩手の魅力に触れ定住まで進むのであれば願ってもないことです。こういう事業を地道に成果を急がず着実に推進することが何よりも大切です。

 

渋谷教授は、新たな雇用を生み出すAI(人工知能)の推進や、貧困解消や働き方改革を進めるSDGs(持続可能な開発目標)実現の重要性を訴えておられます。8日は投票日ですので、各候補者がどのような政策を掲げているか注目をしたいと思います。