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農業振興へ銀行が力


岩手日報8月26日付「出資や行員派遣、新事業で融資拡大」という記事に注目しました。

 

要約すると、

・全国各地の銀行が農業への関心を強め、さまざまな取り組みを始める。

・銀行が持つネットワークや資金力を生かせば儲かる仕組みの確立は可能と判断。

地域振興と融資拡大の一石二鳥を狙い、知恵を絞る。

 

この記事では、秋田銀行の取り組みと千葉銀行等の取り組みを紹介しています。秋田銀行は中央の銀行とともに「みらい共創ファーム秋田」という農業法人を設立し、最先端の農機やIT技術を活用して「あきたこまち」や玉ねぎの生産を手掛けているということです。また、千葉銀行は他の銀行等が出資する農業法人「フレッシュファームちば」を設立し周辺の農家から土地を借りて稲作を始め徐々に規模を拡大しているということです。

 

岩手の状況はどうかネットを検索すると、岩手銀行と北日本銀行の取り組みを見つけることができました。前者は大船渡の被災跡地の有効利用等のためわて銀河農園」に対し協調融資を行うものです。ここの農園では中玉トマトを生産し雇用の拡大にも繋げるものと説明されています。高齢化と後継者不足で耕作放棄地も見受けられる農業の現状ではありますが、銀行の強みを活かし地域振興につながるよう期待するものであります。

 

なお、写真は私が野菜づくり研修を受講した時のもので特に記事とは関連を有しません。