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デマ拡散の怖さ


今朝は最低気温が17度Cとタオルケット一枚では涼しさを感じました。

 

朝日新聞8月23日付け「あおり運転同乗」デマ拡散という記事に注目しました。

要約しますと、

・常磐自動車道であおり運転を受けた後に殴られた事件をめぐり「同乗していたガラケー女」というデマ情報で被害を受けた女性が提訴方針

・「事実と異なります」と否定したものの大量の誹謗中傷が寄せられた

・リツイートした人らを被害拡大に寄与したと損害賠償訴訟に踏み切る方針

 

この件については今朝のNHK朝のラジオでも詳しく解説されていました。ある日突然犯罪者扱いにされ名前と写真が流出するというネット社会の怖さを感じさせる事件だと思います。ネット上で拡散される例は2017年に起きた東名高速道路でのあおり運転事件では、無関係の男性が「容疑者の父」とされた例もあります。

 

twitterをやっているとその情報を知り他の人にも知らせるリツイート(拡散)したいということがあります。ボタンを押すだけなので一瞬のうちにまたツイートが流れることになります。情報の真偽なりを確認しないまま、深く考えないで流すと他人を傷つけたりすることにもなります。

 

ラジオの解説者は不確かな情報を専門に取り扱うブログも存在することを挙げています。ブログが多く読まれることにより結果として広告収入が得られるというものです。人々の関心を呼びそうな事件やネタなどを扱い犯人探しなどをする、そこに?マークを付けながらあいまいなまま発信する危うさがあるとしています。

 

今日ではtwitterなどのSNSと呼ばれる媒体は政治や選挙など幅広く活用されています。便利な半面その裏側の危険性もあるので、自分なりによく考え判断することの重要性も求められるのかも知れません。