朝日新聞8月15日付け「ふるさと納税返礼品エアガンは的外れ?」という記事に注目しました。
要約すると、
・花巻市の取り組みが2日間で打ち切りとなった
・銃はそぐわない、との声が庁内から噴出したため
・市からエアガンを加えたいと市内メーカーに要請あり
・提供先は商売が否定されたと憤慨
・学者先生のコメントは、意味ある返礼品があるとすれば地元の隠れた名産品を使うべきと。
この問題については8月3日のブログでも紹介いたしましたが、エアガンは返礼品としていかがなものかと書かせていただきました。一般の感想としてはそんな所ではないでしょうか。職員は市の返礼品として地元にもこういうものを手掛ける企業と変わった製品があるという心理が働いたのかも知れません。
ちなみに花巻市のふるさと納税返礼品は400品にも上ります。食品から衣料品、木工品など多種多様です。改めてその数の多さに驚きました。県内では寄付額が5番目、受入額が1,900万円ほどです。この記事では、安全性の検査をパスした製品だがなにがだめなのか、と問いかけています。結局はふるさと納税の趣旨から判断するより仕方がないのかも知れません。「地域や自治体に共感し応援するための制度で本来は返礼品は必要ないはず」と学者先生は述べていらっしゃいます。その上でエアガンだから悪いというわけではなく、