いわゆる技能実習法(外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律)がスタートし行政書士の新たな業務拡大の期待と留意すべきことについて、「日本行政」3月号に掲載されていました。
これは昨年12月に開催されたセミナーの報告です。
行政書士は入管法に基づく在留資格の申請などを行ってきましたが、新たに技能実習法に基づく業務を行う意義は、制度の適正化と技能実習生の保護への貢献、業務の拡大が見込まれることがあげられます。
どんな業務が期待されるかといいますと、制度における管理団体関係者や実習生受入企業からの受任です。一方で業務の拡大とともに制度の熟知や意識の低い管理団体等との仕事のやり取りの中でリスクも覚悟しなければならない、と言われております。
技能実習制度が円滑に進むかどうかは行政書士の任務も重要な役割を担っているといっても過言でないと思います。コンプライアンス重視、法に則った業務の運営をやり遂げれば責務を果たすのではないでしょうか。