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講演会 稗貫・和賀の百姓一揆


うっとしい雨の一日となりました。

 

近くの振興センターで歴史講演会がありましたので参加しました。

百姓一揆のお話でしたが、実は全国で江戸時代多く発生したのですが、南部藩は全国一の件数でした。しかも住んでいる稗貫・和賀が99件も発生していたので驚きです。

 

その原因は南部藩の苛政の結果お米の生産高が多い当地方への重い負担があったこと、稗貫・和賀は結束力と力量のある村々であったこと、年貢と税の納入が村単位となって団結しやすかったことがあげられておりました。

 

数千の農民が立ち上がるのですから統率力が問われますが、その当時はほら貝が活躍されたようです。当日は講師の先生が実際、ほら貝を持参され実演されました。ひのきをくり抜いた大きいほら貝、吹くとなると大変な熟練を要するようです。

 

百姓一揆は要求実現したものが多いとのことですが、最高指導者は打首、獄門となったので厳しい覚悟が必要でした。

 

歴史にふれた講演会となりました。