旧聞になりますが２月18日花巻地方法務局主催の講演会がありましたので掲載したいと思います。
約50名の市民が参加しました。相続と登記、遺言に関する講習でした。特に遺言に関しては公証人の方が「あなたの想いを遺言で〜相続がスムーズにいくように〜というタイトルでお話されました。普段なかなか接することのない公証人ですが、遺言とはなにかという基礎的なことから遺言が特に必要な場合まで、分かりやすくご説明されました。
だいぶ日数が経過しますが印象に残るののは、紛争を予防するため、あるいは相続手続きをスムーズにするためには、遺言書を作るのが最も有効な方策である、という結びです。そして、具体的な事例として家族の有り様によって遺言が必要な場合を例示されました。夫婦の間に子供がいない場合は相続関係が複雑になる場合が多いということ、また独身の場合など９つの事例を説明されました。
遺言書の作成支援は行政書士の業務の一つでもありますので、改めて振り返ったところでした。